日本脳炎
日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスを持ったコガタアカエイカという蚊に刺されることによって感染を引き起こす病気です。感染すると致死率は20〜40%になる大変恐ろしい病気です。後遺症に関しては生存者の45%〜70%で中でも子どもが感染した場合には重度な障がいを残すと言われています。
感染経路はウイルスを持っているブタやイノシシです。ブタやイノシシは感染しても発症せずに、体内でウイルスが増殖します。感染したブタやイノシシを刺した蚊を媒介として人に感染します。
潜伏期間
日本脳炎の場合は感染してから症状が出るまで6日から16日かかります。
発熱
日本脳炎を発症すると38〜40°あるいはそれ以上の高熱を引き起こします。
発疹
特に目立った発疹はありません。
症状
日本脳炎としての特徴的な症状はなく、急性脳炎としての症状が現れます。
急激な発熱や頭痛、全身の違和感、意識障害、
光線過敏、筋肉の硬直、不随意運動などです。
注意点
発症すると特効薬はないので対症療法しかありません。その為、予防が大事になってきます。現在、日本脳炎の予防接種は3歳時に2回、4歳で1回、9歳で1回の計4回受けることになっています。
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