ロタウイルス
ロタウイルス感染症とは、乳幼児をはじめ、子どもに多い急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。下痢や嘔吐の症状が激しく、入院を必要とする割合が50%を占めるとされています。乾燥や熱にも強い為、長期間生存できる上に感染力が非常に強い。アルコール消毒剤や熱に対しても抵抗力がある為、塩素系漂白剤調整液で消毒した方が良いです。
潜伏期間
ロタウイルス感染症の場合は感染してから発症するまで1〜3日です。
発熱
発症すると39°以上の熱が出ます。通常であれば2〜7日間で治ります。
発疹
特に発疹はありません。
症状
腹痛。嘔吐、発熱、吐き気、下痢が主な症状です。突然に胃をひっくり返すような強烈な吐き気や嘔吐が特徴的です。下痢は水便が多く、便の色が白色になることがあります。
注意点
ロタウイルスは感染しても、症状が出ない「不顕性感染」があります。この場合症状が出なくても便などにウイルスが排出されている可能性がある為、身近な人が感染している時には注意してください。
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