食品分類の栄養素について
5大栄養素のようにどの食品にも必ず栄養素があります。よくたんぱく質を取りたいなら乳製品や大豆製品を摂取すると良いと言いますが、他にもビタミン・ミネラルなども含まれています。ではなぜ、5大栄養素に基づいて食品が分類されているのでしょうか。
食品は多く含む栄養素で分類
たんぱく質を例にとりましたが、ビタミン・ミネラルや炭水化物なども一緒です。野菜や果物にも含まれていますが、その食品中で一番含有量が多い栄養素毎に分類されています。米や小麦製品にもたんぱく質は含まれています。しかし、栄養素毎の含有量を調べていくと、炭水化物が多いため、分類上は「エネルギー源になる食品」となります。
その為、アレルギー表示にある「そば」や「小麦が」アレルギー品目として表示されています。
「アレルギーについて」お記事でもお話ししましたがアレルギーとは固有の「アレルゲン」となるたんぱく質の構造に反応して症状が現れます。
ビタミン・ミネラル源に分類されていてもアレルゲンに注意する
ビタミン・ミネラル源となる食品にも微量ながらたんぱく質は含まれています。「りんご」や「メロン」「ニンジン」など、食品分類上ではビタミン・ミネラル源ですが、その食品のたんぱく質の構造がアレルゲンとなる構造になっています。食品アレルギーをお持ちのお子様には少量ずつ与えるか、除去する様にしましょう。
エネルギー源の食品は主に以下の4つがあります。
野菜
緑黄色野菜は抗酸化力が高い
果物
各種ビタミンが豊富なので取り入れましょう
きのこ
ビタミンDなどが豊富でミネラルの吸収を助ける
海藻
鉄分などミネラルが豊富に含まれているので少量でも取りれたい食品です
以下に炭水化物の含有量が食品を多いものから順にまとめました。
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