卵・卵製品
赤ちゃんに最も多いアレルゲンである卵・卵製品ですが、その栄養はとても優秀なのです。卵を使った食べ物の特徴をよく理解して、自己判断で除去はせずに食べさせてあげましょう。
栄養素をバランスよく含む卵
卵というのはひながかえるために必要な栄養が凝縮されている為、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含む、ほぼ完全な栄養食品なのです。中でもたんぱく質については全ての必須アミノ酸をバランスよく含む、たんぱく質界のエリート。卵黄には血液の材料になる鉄が多く含まれている為、9ヶ月以降の赤ちゃんの貧血予防にもなります。
アレルギーの心配は?
卵アレルギーの場合、多くは卵白にあるたんぱく質なので卵黄のアレルゲン性は強くありません。その為、離乳食時期には卵黄からスタートしましょう。また、除去している場合であっても卵黄から食べられるようになっていくのが一般的です。
また加熱することによって卵白のアレルゲン性が低下し、アレルギー症状を起こしにくくなります。温度が高いほど、また加熱時間が長いほどアレルゲン性は低くなります。離乳食では念の為20分ほどしっかり茹でた「固茹での卵黄」から食べさせる事をオススメします。
【トマトの卵いため】
以下に離乳食のレシピを用意しました。
PDF形式のファイルなのでダウンロードしてご覧ください。
ダウンロードはこちらから
※ダウンロードには無料会員登録が必要です。ログインした状態でリンクをクリックするとダウンロードされます。詳細はこちらに載っています。