食べさせてはいけないもの
離乳食では赤ちゃんに食べさせてはいけない食材があります。以下にその一覧を記載しましたのでよく確認をして下さい。
はちみつ
はちみつには「ボツリヌス菌」が含まれている場合があります。摂取することにより「乳児ボツリヌス症」を発症することがある為、腸内環境が整う1歳頃まで控えましょう。
刺身
生の魚には細菌がいる場合があり、食中毒の恐れがある為、食べさせるのは離乳食を完全に卒業してからにしましょう。加熱調理して食べさせられる魚は以下の「アレルギー食材チェックシート」で確認してください。
貝類
貝類は消化が悪いので、離乳食を完全に卒業してからにしましょう。1歳児からしっかり加熱して刻めば、あさり、しじみ、カキ、ホタテ、が使えます。ハマグリ、サザエ、アワビ、うにはNGです。
そば
そばには、アレルギーを引き起こす原因となるタンパク質(アレルゲン)が含まれています。食べさせるのは消化機能がある程度出来上がる2〜3歳以降からにしましょう。
ピーナッツ
ピーナッツはアレルギー症状として下痢や低血圧、じんましん、呼吸困難などのショック症状が出る場合があります。油分も多く含み、硬くて喉に詰まる恐れがあるので、与えるのは3歳頃からにしましょう。
肉加工品
ソーセージやハムなどの肉を加工した食材は、油分、塩分ともに多い為、赤ちゃんの胃腸や味覚に悪影響を及ぼします。離乳食で与えるのは控えましょう。
魚卵
数の子、たらこ、いくらなどは塩分が多い食材です。生食はもちろんNGですが、加熱すると固く、飲み込みにくくなるので、離乳食では避けましょう。
もち米・餅
弾力があり、冷めると固くなる為、誤って喉に詰まらせてしまう恐れがあります。離乳食で与えるのは避けましょう。
食べさせるときに注意が必要な食材
離乳食時に与えても大丈夫ですが、与える際に注意が必要な食材があります。以下にその一覧を記載しましたのでよく確認して下さい。
甲殻類(エビ・カニ)
エビやカニは強い食物アレルギーの原因となる可能性が高い食材です。アレルギーがなければ生後9〜11ヶ月頃から様子をみて少量を使用できますが、無理に与える必要はありません。加工食品に含まれている場合がある為、表示をよく確認しましょう。
魚加工品
かまぼこ、さつま揚げ、魚肉ソーセージなどの魚すり身加工品は弾力があって食べにくい為、1歳頃から。使う場合は、熱湯をかけて塩抜きをし、きざんで少量から始めましょう。
水道水
水道水にはカルキ(塩素)などが含まれている為、避けた方が良いです。赤ちゃん用以外のミネラルウォーターも、含有ミネラルが赤ちゃんに負担をかけるので控えましょう。
コーヒー、紅茶、ジュース、炭酸飲料
コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれているのでNGです。炭酸飲料は多量の糖分が含まれており、また炭酸は刺激が強すぎるので避けましょう。ジュースは濃縮還元などではない100%果汁のものを少量使用することはできますが、添加物などが入っている場合があるので、よく確認をしましょう。
ケチャップ、マヨネーズ、香辛料
ケチャップは塩分・、糖分が多く、味も濃いので1歳頃まで控えましょう。マヨネーズにはアレルギーの原因となる生卵が含まれている為、注意が必要です。香辛料は刺激が強すぎるので避けましょう。カレー粉はごく少量を風味付け程度に利用することは可能です。
以下に「アレルギー食品チェックシート」を用意しました。印刷してお使い下さい。
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